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存004:《顶残:中国市场和产权的构造及逻辑》

文章附图

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《顶残:中国市场和产权的构造及逻辑》

吴思   

読道社 

202411月出版

ISBN 978-4-910908-14-4 C0036

¥2500




潜规则血酬定律再到顶残

用词语密码重新解释中国,透视中国社会底层逻辑


中国到底是什么社会?换个大问法:我们到底是谁?从哪里来?往哪里去?

著名历史学者吴思说:写完《潜规则》之后,我好像换了一副眼镜,透过这副眼镜看到的中国,大不同于官方描述的中国。写完《血酬定律》之后,我好像有了一架X光机, X光透视下的中国,古往今来的内脏和骨骼结构居然一样。

对比欧洲,对比中亚、西亚和南亚这些所谓的“东方专制主义”国家,中国却有诸多重大不同。由此产生的困惑是:对比欧洲的绝对主义、从西亚到南亚的专制主义,中国应该如何称呼?2004年,我找到了一个词——“官家主义”。20多年来,我的头号课题就是追究官家主义在各方面的特征。

本书描述了“官家主义”这棵大树的经济分枝。所谓“顶残”,就是在官家主义大一统社会里,面对来自顶层权力的侵犯,所有经济主体都缺乏抵御能力和救济手段。如此形成的残缺产权,可谓“顶残产权”;如此形成的残缺市场,可谓“顶残市场”

“顶残”这个词,可以对中国的市场和产权有一个清晰的描述。读懂了这个词,对中国社会可谓有了最深刻的洞察,也就能了解中国社会各式各样的“怪现状”。




作者

吴思


历史学者。1957年生于北京,上山下乡时当过大队副书记兼生产队指导员。中国人民大学中文系毕业。曾任《农民日报》总编室副主任、《桥》杂志副社长兼中文版主编、《炎黄春秋》杂志常务社长兼总编辑、北京天则经济研究所理事长。著有《陈永贵:毛泽东的农民》、《潜规则:中国历史中的真实游戏》、《血酬定律:中国历史中的生存游戏》、《我想重新解释历史——吴思访谈录》等书。





「潜規則」から「血酬定律」、そして「頂残」へ

中国を言葉の暗号で再解釈し、中国社会の底層ロジックを透視する


中国とは一体どのような社会なのか?別の問い方をするならば、私たちは一体誰で、どこから来て、どこへ向かおうとしているのか?
著名な歴史学者である呉思氏はこう述べています。「『潜規則』を書き終えた後、私はまるで新しい眼鏡をかけたような感覚を覚えました。この眼鏡を通して見た中国は、公式の説明とは全く異なっていました。そして『血酬定律』を書き終えた後には、まるでX線撮影装置を手にしたかのように感じました。このX線で透視した中国は、過去から現在に至るまで内臓や骨格の構造が驚くほど同じだったのです。」

ヨーロッパや、中東から南アジアに広がるいわゆる「東方専制主義」の国々と比較すると、中国は多くの重大な違いを持っています。このため生じた疑問は次のようなものです。ヨーロッパの絶対主義や、西アジアから南アジアにかけての専制主義と比較して、中国をどう呼ぶべきなのか?2004年、私はある言葉を見つけました——それが「官家主義」です。20年以上にわたり、私はこの「官家主義」の様々な特性を追究することをライフワークとしてきました。

本書では、「官家主義」という大樹の経済的な枝について描いています。いわゆる「頂残」とは、官家主義の大一統社会において、頂点にいる権力からの侵害に対して、あらゆる経済主体が抵抗力や救済手段を持たない状態を指します。このようにして形成された不完全な財産権を「頂残財産権」、不完全な市場を「頂残市場」と呼ぶことができます。

「頂残」という言葉を使うことで、中国の市場と財産権について明確に説明することができます。この言葉を理解すれば、中国社会について最も深い洞察を得ることができ、中国社会のさまざまな「奇妙な現状」を理解できるでしょう。


 



著者紹介

呉思(ご・し)


歴史学者。1957年北京生まれ。上山下郷時代には大隊書記代理兼生産隊指導員を務める。中国人民大学文学部卒業。これまでに『農民日報』編集部副主任、『橋』誌副社長兼中文版編集長、『炎黄春秋』誌常務社長兼編集長、北京天則経済研究所理事長などを歴任。
主な著書に『陳永貴:毛沢東の農民』『潜規則:中国歴史の中のリアルなゲーム』『血酬定律:中国歴史の中の生存ゲーム』『歴史を再解釈したい——呉思インタビュー集』などがある。





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